AIGCで3Dテクスチャポスターを作ろう
前書き
今回、AIGCを活用して「旅行」に関するブランドポスターを作成します。早速、制作プロセスを見ていきましょう!
制作プロセス
制作プロセスは以下の図の通りです。主に以下の4つのステップで構成されています:
- 前期:画面の大まかな方向性を確認
- AIGCの活用
- 後期:画面の最適化
- 最終効果の提示
画面クリエイティブ方向
今回のポスター制作では、画面要素はキーワード「旅行」を中心にブレインストーミングを行います。以下のキーワードを発散させました:
- 旅行
- 冒険
- 自然
- 思い出
これらのキーワードに基づき、Midjourneyに関連するキーワードを入力し、画像生成を行います。
AIGCの活用
1. Midjourneyで主体物を抽出
キーワードのまとめ:
- 旅行シーズンポスターの表紙
- 青い車
- 青空の背景
- ピクサースタイル
- 3Dレンダリング
- 鮮やかな色彩
- 高い彩度
- 活気ある雰囲気
2. Midjourneyで背景レイヤーを抽出
同様に、以下のキーワードを入力します:
- 大地
- 草地
- 河流
- 春
- 大地上の可愛い英国風建物
- 3Dレンダリング
- 可愛いカートゥーン風背景
- ミニマリズム
- アクセシブルプラットフォーム
- C4Dモデリング
- OCレンダラー
- 高画質4K
具体的に表現したい画面がある場合、Photoshopで類似画像を簡単に処理してからDiscordで下地画像として使用することができます。今回、以下の画像を処理しました:
その後、画像生成を開始します。以下は生成プロセスの様子です:
3. Stable Diffusionで拡大
主体物と背景を用意したら、次のステップに進みます。
まず、主体物と背景を簡単に組み合わせ、その画像をStable Diffusionにインポートして拡大します。以下は拡大後の画像です:
(Stable Diffusionでの拡大の具体的な操作については、過去の記事で詳細に説明していますので、ここでは割愛します。)
次に、画面の細部を改善していきます。
4. Photoshop AIの認識と塗りつぶし機能
今回は新しい機能であるPhotoshop AIのスマート描画を試してみました。この機能を使用するには、正規版Photoshopが必要な場合があります。それがない場合、一部機能が制限される可能性があります。
もちろん、従来の方法としてStable Diffusionの落書きリペイントやリペイント機能も使用可能です。これらの方法については過去の記事で詳しく解説しています。しかし今回は、PhotoshopのAI描画機能を試してみました。では、操作方法を見ていきましょう!
以下のような画面を作成することができました:
さらに、同じ方法を繰り返して他の不合理な部分もラッソツールで選択してリペイントを行い、最終的に以下のような画面に仕上げました:
この画面はかなりクリーンになりましたが、まだ重要なキャラクターが欠けています。そのため、Midjourneyに戻り、新しいキャラクターを生成します。
今回想定するキャラクターは、スーツケースに座っている設定です。そのため、以下のキーワードをまとめました:
- 可愛い男の子
- 旅行カバンを背負う
- 帽子をかぶる
- 椅子に座る
- 上を見上げる
- 全身
- カートゥーン風
- C4D
- 3D
生成したキャラクターは以下の通りです:
その後、キャラクターを画面に合成し、IPキャラクターも追加しました。最終的な仕上がりは以下の通りです: